2009年2月7日土曜日

日本の宇宙開発の未来と、実験棟「きぼう」について

宇宙航空研究開発機構JAXA技術参与の的川泰宣先生の講演会を聞いてきた。

今年は世界天文年、1609年にガリレオが夜空の土星を見て驚いてから400年たっている。

宇宙に興味を持つ人たちの特徴の違いについて、写真やイラストを用いながらお話をされた。

1、好奇心
  研究者は、宇宙がどうやって始まったのか知りたい。
  ビックバン理論、ダークマター、宇宙の広がり。

2、冒険心
  宇宙飛行士はそこに行ってみたい。
  どんな危険や困難があっても乗り越える。
  
3、創りたい(匠の心)
  エンジニアは宇宙に行くためのロケットや観測装置を作りたい。
  ずっと先に起こること(非常事態)などを予め想定する。

宇宙開発には5000~6000人の人がかかわる団体戦、40年前にアポロ11号が月面着陸、国を挙げて一つのことをすれば出来る。
子供の頃にスポーツの団体競技をしていた人は感性が違う。

宇宙開発というと難しいイメージがあるが、楽しいお話とご自身で考えた宇宙の詩を使い分かりやすく説明していただき大変面白かった。

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