前橋市総合福祉会館で平成19年度温暖化防止セミナー、講演会&映画上映会があり出かけてきた。
パート1:講演会 「今年も貯めるぞ エコ貯金」
パート2:映画上映 「不都合な真実」
講演会 片亀さん(高崎経済大学非常勤講師)の温暖化対策の事例紹介
片亀さんは「我が家の『eco宣言』エコファミリーの部」で金賞を受賞されたそうだ。(環境大臣事業の温暖化対策で全国一位だって すげ~っ!)
期待を持って聞き始めたが、内容が余りにも普通のことだったのでガッカリした。
「冬は窓ガラスにプチプチを張って熱が逃げるのを防ぎましょう、電気製品は省エネタイプにしましょう」など、当たり前のことを紹介しているだけで全然面白くない。
(この程度のことを講演会で話さなければいけないほど、省エネに関心が無いのか疑問に思う)
資料には「省エネを実施し年間に○万円の節約して、そのお金で旅行に行く」とあるが、旅行の回数が増えたら、その分のエネルギー消費が増えるのでエコにはならないと思うが・・・
パンフレットには、出来ることから始めよう!となっており節約をすることばかりが強調されているが、本当によいのだろうか?
パンフレットには、出来ることから始めよう!となっており節約をすることばかりが強調されているが、本当によいのだろうか?
節約ばかりでは息がつまるし経済が発展しない。
例えば節約して浮いたお金でちょっと高級で安全な地元の野菜を買うのはどうだろうか?
輸送に掛かるエネルギーが減りエコになるし地元の農家が潤うのでよいと思うが。
映画上映 「不都合な真実」
温暖化については知識として知ってはいるが、実際の映像を見ると改めて地球が危機的状況であることを実感する。
映画の内容は、温暖化の状況を世界各地で起こっている事実をゴア氏が講演会で語っている様子が淡々と紹介されている。
この映画を見て感じたのは、自然環境の保護と経済を両立することが困難であり、多数の人は直接自分の生活にかかわりが無ければ、利益になり便利で楽な方を選ぶということ。
エネルギーを大量消費して快適、迅速、清潔、便利すぎる都市の生活から、すこし不便でも工夫しながら古い物を使いこなす生活に価値を見出す必要があるのではないだろうか?
映画の中では危機的状況であることを、映像やグラフを使い説明していたが、それぞれの立場で誰が何をしなければならないのか分からない。政治家、科学者、技術者、教師、子供たち・・・
この映画を見た後で、いったいどれだけの人が具体的な行動を起こすのか気になる。
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