「えっこんな終わり方でいいの?つまんねー小説だなぁー」
これがこの本を読み終えた第一印象。
阪神淡路大震災後の混乱で殺人を犯した男とそれを目撃した謎の女『新海美冬』が東京に出てきて、女の知恵(悪事)で成功していく様子を描いた作品。
ストーリーに無理があり面白みが無い。女が騙しのテクニックで男を陥れ行くが、手口が大体予想出来てしまい意外性が無い。
女の行動についも、なんでこんなことまでするのか分からず、正体が何者なのかも謎のまま終わってしまう。
やたらにディテールが細かく書き込まれていて700ページを超える長編小説になっている。
今まで読んだ他の作品とは全く違った作風になっている。もう少し深い謎があると思って読み進めたが予想に反していた。
幻夜
2008年3月1日土曜日
幻夜 読み終わり
ラベル: 本
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