2008年3月9日日曜日

片思い 読み終わり

帝都大アメフト部のQB西脇が、かつての女子マネージャーと再会するところから、大学時代のアメリカンフットボールの仲間との青春時代の思い出、性同一性障害で悩み事件に巻き込まれて謎を解決していく。

タイトルである「片思い」は物語の中盤で意味が明らかになるが、単純なラブストーリーではなくもっと深い意味がある。

話の要所で登場人物のアメフトのポジションの特性を生かした内容が散りばめられていて、ストーリーに引き込まれる。

性に対する世の中の見た目に対して、実際は男と女とハッキリ区別できないことが取り上げられることが多くなっているので興味深い内容になっている。

面白い小説ではあるが、改めてストーリーを見直すと都合よく話が進みすぎていて不自然さが残る。

片思い

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