2008年2月29日金曜日

クラウディ 読み終わり

亡命に憧れる主人公の生活を描いた作品。
北海道にミグ25で亡命した、ソ連のべレンコと自分を比較しながら平凡な日常から抜け出すことを考えている。今の自分の生活はどうだろう?

下記の文章が印象的だった。

人は誰も一度は平凡な日々からの離脱を夢見る。知能ある人間にとって、それは極めて当たり前の行為であり人間の人間たる所為なのだ。満足しきった人間は、死を待つしかない。

クラウディ

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