最後まで犯人が明確にされない推理小説。話の内容は3角関係のもつれから女性が自殺したのを疑問に持った兄が独自に調べて他殺として真犯人を推理するもの。
男女2人のどちらが真犯人か論理的に推理していくが、決定的な証拠ではなく話の展開に無理がある。少し考えれば犯人は簡単に分かるが状況から考えると2人の共犯であるとするのが一番自然だと思う。
都合良く話が二転三転していてハラハラする場面が無いため面白みにかける。
少し前に同様に犯人が示されない「私が彼を殺した」を読んだ。「私が・・・」は容疑者が3人で「どちらかが・・・」は2人になっている。2つの小説ではストーリー、推理の内容ともに「私が・・」のほうが優れている。
どちらかが彼女を殺した
2008年2月16日土曜日
どちらかが彼女を殺した 読み終わり
ラベル: 本
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