2008年10月2日木曜日

メランコリア 読み終わり

村上龍の小説で、この人の小説は凄く面白い作品と余り面白いとは思えない作品にハッキリ分かれているように感じる。
この本は、余り面白いとは思えない、と言うより内容が大変分かりにくい。
ヤザキとレイコの会話で話が進んでいくが、麻薬とセックスや南米での生活についての話題がほとんどのため馴染みがなく話の内容をイメージするのが困難。
唯一面白いと思ったのは次の文章『その人の情報量、ある情報がその人間を周囲から際立たせる。ある人間のランクを決定するのはその人の持つ情報量の総体なのだ。』

テレビやインターネットから得た情報より、実物を使ったりして自分で感じて考えた事の方が重要な情報を持っている。

メランコリア

0 件のコメント: